昇天

By masa 2004/05/07 No Comments 0 Min Read

5月1日早朝、祖母が逝去しました。

朝、いつもの通りに母が祖母の体温を計測し、朝食をとって様子を見に行くと祖母は亡くなっていました。

6年間寝たきりで自宅介護をし、ここ3年間は栄養点滴のみで生きながらえていました。
6年前の夏、居間でうたた寝をしていた祖母は呼びかけにも答えず、救急車で病院に運ばれ脳梗塞と診断されました。
高齢で心臓に疾患のあった祖母には、開頭手術は負担がかかりすぎるとの判断で、投薬のみの治療になりました。
以後、何度か常時点滴をするためのバイパス手術を行いました。
手術以外は自宅での看護をし、幾度となく危機的な状況を超えてきました。

ここ数ヶ月間は呼びかけにも答えず、苦しそうな息をしていましたが、数日前からは時折静かに眠る事が多くなっていました。
1日の朝も普通に呼吸をしていて体温も正常だったのですが、ほんの数十分の間に静かに息を引き取りました。

菩提寺の都合で4日に通夜、5日に葬儀となり、昨日片付けを終えました。

6年間と長い介護で、今年に入ってからは苦しそうな状況も多々見られたので、楽になれてよかったとも思いますし、悲しい気持ちも勿論あります。

気持ちの整理は時間がしてくれるのでしょう。

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