いやぁ、一月の終わりに買っちゃいました。
まぁ、これがなにかと言いますと、コーヒーミル。
つまりはコーヒーの豆を細かく砕いて粉にする機械なんですな。
前に使っていたのは、久多良木さんから譲り受けた同じBONMACのBM-570Nです。
前に使っていた方をカッター部分を交換しようとしたのですが、固着しちゃっていてどうにも外せないのです。
色々と手を尽くしたが外れない。
かといって修理に出すと、何時戻ってくるかはわからない。
でもって、昔から悩んでいたのですが、最近エスプレッソでもよく飲むし、そういった注文もある。
今迄のBM-570Nではいくら調整しても、エスプレッソマシーンに使えるくらい、細かく揃った挽き方は出来ない。
どうせ勿体無いから修理に出すし、帰ってきて同じミルが二つあるのはどうかと思いまして、ここは細かく綺麗に挽ける、ディスクカッターにしよう!と思いました。
それがBM-570N Disk Cutter仕様です。
見ての通りに色が違うだけで一緒に見えますが、
よく見ると、Coffee CutterとDisk Cutterと表記が違いますね。
普通のミルはグラインドミルと言って、歯の付いた二つの円盤や臼を使い、砕くようにして細かく粉にしていきます。
二つの歯の隙間を調整して細かさを決めるのですが、構造上非常に細かくは出来ない(隙間が無くなると、粉を押し出せなくなったり、全ての面が接近する事になって摩擦が大きくなる)、砕くようにするので粉の断面が綺麗でない、微粉が出る、メッシュ(細かさ)が揃いにくい等の欠点があります。
これは欠点というよりも、特徴なのかもしれませんが。(笑)
砕くというのに近いためが、中挽き〜粗挽きまではこちらの方が得意です。こな辺りなら微粉は少なめです。
新しい方のディスクカッターは、切れる刃の付いた円盤、ディスク、円筒等を二つ合わせて、砕くのではなく”切って”行くのです。
刃と刃で切っていくので、最終的には非常に細かくまで出来、メッシュも揃い微粉が出にくいです。
ですが中挽き〜粗挽きまでは、表面に刃を引っ掛けるようにしかならないので、逆に微粉が出やすい、メッシュが揃いにくい事になります。
良く見てもらえばわかりますが、ディスクカッターの方が普段使いの調整幅が利きにくく、グラインドの方が調整幅が広く取られています。
その替わり、エスプレッソに使われる細挽きの方はディスクカッターの方が調整幅が大きいですね。
実はこのミルに変えてから、同じコーヒーでも味の感じ方が大きく変わりました。
味の出方が強いようです。
その分、苦みも感じる量が大きくなったように思います
いままで出てこなかった部分も出てきています。
これに合わせて少し焙煎も考えないと行けなくなってきました。
勿論、先日まえのミルも修理から帰ってきましたので、落ち着いた時に挽き比べ、飲み比べをしてみたいと思っています。
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